Coby's Media
こどもたちにわたしたちができること。

子どもたちがキラキラと輝けるような衣装を

コビープリスクールよしかわステーション
小林 わか子園長

2019年5月17日

コビーグループには、衣装制作や立体造形、壁面装飾などの優れた保育技術を持つもの、元J1で活躍したサッカー選手、シティホテルの総料理長の経験を持つものなど園運営を支える優れたスタッフが大勢おります。このようなスタッフをCoby’s Mediaでもご紹介してまいります。

コビーグループ園には、たくさんの行事があります。中でも、運動会(COBY SPORTS FESTIVAL)と保育表現発表会は、子どもたちが成長を表現する大舞台です。2つの行事の共通点は、お遊戯があること。コビーでは、子どもが着る衣装は、すべて保育士が手作りしています。

今回は、衣装作りのプロフェッショナルである埼玉県吉川市のコビープリスクールよしかわステーション園長 小林 わか子先生をご紹介します。

わか子先生は多岐にわたる知識を持っており、普段からいろいろな相談を受けています。その中でも、衣装作りについては多くの人から頼られる存在です。

その原点は、コビーの創始者である小林典子先生から直接教え込まれた経験です。これまでの作品数は、300着に迫るほど。その中で、原案作りや縫製などの技術が磨かれました。

「曲に合っていることはもちろん、何より、舞台上で子どもたちがキラキラと輝けるような衣装を作っています」と、衣装作りへの思いを熱く語ってくださいました。

【衣装制作のポイントを教えてください】

原案を考える時は、自分だけでなく、担任や他の保育士の考えも柔軟に取り入れ、より曲に合った衣装を作るように心がけています。

衣装の原案が完成したら、私自身で布や糸など必要な物の購入に出かけます。原案を考えた人のイメージ通りに仕上がるよう、事前にできるだけ良く話を聞きます。素材感や色のニュアンスにも細かくこだわるほか、小さい子には小さすぎる柄を選ばないなど、子どもならではの注意点もあるのです。

縫製では、一度きりと思わず、ずっと使えるよう丁寧に、心を込めて作っています。完成した衣装を子どもが初めて目にして、顔いっぱいにパッと喜びが広がる瞬間がうれしいですね。

【コビープリスクールよしかわステーション園長 小林 わか子先生 プロフィール略歴】

 千葉県出身 1990年に国際学院埼玉短期大学 幼児教育学科を卒業後、コビーの創始者、小林 典子先生が園長を務めていた、ひかり隣保館保育園に就職。1993年より保育士としての研鑽を積むため渡米し、2年間ほどメリーミッチェルプリスクールで海外の保育現場に携わる。帰国後主任保育士となり、1998年にコビープリスクールのだ開園とともに園長となる。2012年より現職を務める。

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